2018.07.12 Thursday 11:19

旅の備忘録ー旅の反省

 

1年ってあっという間です。

南フランス〜バスクの旅に出て間もなく1年が経とうとしているのですから。

それなのにまだご紹介できてないアイテムがチラホラあるとは・・・!

なんというダメっぷり。猛省に次ぐ猛省です。

 

振り返ってみると旅の反省も色々ありました。

まずは、旅のコーディネートにワンピースを持って行かなかったこと。

荷物はなるべく少なく!と誓って、日々のコーディネートを考えるも、

何故ワンピースという存在を忘れていたんだろう??

そしてそんな風に考えていたのに、何故荷物の量はやっぱり多かったんだろう・・・

(一緒に旅した友人はワンピースをとてもかわいく着こなしていました。

そして彼女の荷物は私より断然少なかった・・・)

 

旅先ではワンピース姿が素敵なマダムを何人も見ました。

何が素敵って、全然気取ってないんです。

 

写真は以前のブログでもご紹介したこの旅のNo.1おしゃれマダム。

こういう何でもない感じがとても好き。

ああ、私もこうなりたい。

 

 

 

あのマダムのイメージが旅先での物探しのベースとなりました。

写真は今回アップした1840年〜1860年代のネグリジェを染めたもの。

(染めた年代まではわからないのですが)

リネン素材のゆったりとしたシルエットで、暑い夏でも楽に着れそうです。

落ち着いたブルーも涼しげです。

 

 

 

同じく1840年〜1860年代のネグリジェを染めたもの。

画像だとちょっと濃く見えますが、実物はもう少し薄いフレンチグレーです。

こちらは衿から肩、身頃にかけてのラインが華奢に見える、

Aラインのシルエットです。

どちらもネグリジェの語源にある「気取りのない」アイテム。

もともとは夜の部屋着ですが、もちろんワンピースとしても着てくださいね。

 

 

 

これは1900年代のブラウスを濃いめのグレーに染めたもの。

ワンピースではありませんが、これもあの憧れのマダムのイメージ。

白いクタッとしたワークパンツとビーチサンダルを合わせてみたい。

 

 

 

そしてこの雰囲気にはやっぱりかごが似合うのです。

今回アップしたかごはどちらもリル・シュル・ラ・ソルグという町の

蚤の市で見つけた1920年代のアンティーク。

人の暮らしの傍で大事に使われ、飴色に変色した雰囲気が魅力的です。

 

 

 

そのままでも十分かわいいのですが、

カルパントラという町の蚤の市で見つけた、

たくさんのレース、リボン、リネン類もとてもかわいくて。

ふたつの蚤の市の思い出をひとつにできないかなぁと、

その中からいくつか選んでかごのカバーを作りました。

こちらはPanier antique A

 

 

 

もちろん手先が不器用な私が作ったのではなく、

オンラインショップの商品画像のスタイリングと撮影をしてくれている、

天使のように優しくて手先が器用な友人のスタイリスト山下りかさん作って下さいました。

りかさんはalice daisy roseの世界観をいつも素敵に表現してくださいます。

今回も私の「なんか南仏っぽい感じ」というバックリし過ぎのお願いを

こんなにかわいく・・・・!

こちらはPanier antique Bです。

この私のバックリザックリ感も大いに反省するべき、ですね。

りかさん、本当にありがとうございました!

 

 

さて、旅の反省ということで話を最初に戻します。

 

 

 

やっぱり1番の反省点は荷物の多さ。

 

もう9年ほど前になるのですが、雑誌「ku:nel」さんで、

パリ出張7泊9日の荷物を全部見せるという取材をして頂きました。

(今でもこの特集のことを覚えて下さってお声を掛けて頂くことが♡嬉しいです♡)

 

 

 

最近読み直す機会があったのですが、変でしょ、この頃の私、

どう見ても持って行きすぎですって。笑。

でもあのときは絶対に全部必要って思って、

何の迷いもなくせっせとトランクに詰め込んでいました。

 

超大荷物時代はひとつの街に長く滞在するという旅でしたが、

今回のように何箇所も移動するのであれば、やっぱり荷物は少ないほうがいい。

 

 

 

特に電車で移動するとき荷物の重さを痛感しました。

だって、乗降口のステップが日本の階段の高さより全然あるんですもの。

しかも3〜4段って、割とすごい。

初老の私が25kg近くあるトランクを持ち上げたり降ろしたりするのはかなりな重労働。

今回は心優しく男気溢れるムッシュ達が手伝ってくれたけど、

いつもこういうラッキーなことがあるわけじゃないですもんね。

次は絶対荷物少なくしよう!!!

 

あともうひとつの反省は、十分に気をつけていたはずなのに、

どこかでクレジットカードをスキミングされてたようで・・・!!

アヴィニョン滞在中に日本のカード会社から電話があって、

「昨日アイスランドでお買い物されましたか?一昨日はニューヨークでお買い物しましたか?」

と、言われたときは「え?全く意味不明なんですけど」と返事するのが精一杯でした。

結局カードは即時停止で使い込まれた分も支払い不要となったのですが、

問題はまだ旅の中盤でメインのクレジットカードが使えなくなるという・・・

 

とりあえず、いつも使ってないカードを予備で持って行ってたので、

それがどうにか使えて安堵しました。

もしこのカードが停止したカードと同じ系列だったら、

同時に使えなくなるので本当に良かったです。

これから海外旅行に行かれる方は、

違う種類のクレジットカードを2枚以上持っていくのがお勧めですよ。

 

あと暗証番号も忘れないように。これ結構焦ります。

日本だとあまり番号入力ってないから自分の暗証番号って忘れがちですけど、

ヨーロッパでは番号入力が多いですもんね。

 

そのほかも細かい反省はいろいろあるのですが、

(電車のホームで乗り場所間違えて猛ダッシュしたり、酔っ払いに絡まれたり、笑)

この旅は今までの中でも特に思い出に残る素晴らしいものでした。

 

夏休みはもうすぐそこですね。

皆さまもどうぞ素敵な夏をお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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