2017.11.05 Sunday 15:30

旅の備忘録ーLondonのホテルとその周辺

 

もうずいぶん前になってしまったけど、

備忘録として8月の旅のことを少しずつ書いていきます。

 

今年の1月には女友達と、そして今回は1人で滞在したロンドン。

泊まったホテルはあまり馴染みのないメリルボーンというエリアでした。

セルフリッジというデパート(日本で言ったら伊勢丹みたいな?)の裏手で、

ここ数年はおしゃれなレストランやカフェが目立つようになりましたが、

もともとが閑静な住宅街なので、

いま話題のイーストやサウスのようなライブ感や、

徒歩圏内だけどピカデリーサーカスのような観光地のザワザワ感もなく、

程よく人がいて、安全で便利なところです。

 

 

 

泊まったホテルは100年ほど続く家族経営のクラシックなタイプでした。

よくあるクラシック風味なんだけどヤングなモダンデザインとか、

ゴシック系のゴリッとした感じじゃなくてひとまず安心。

 

基本的にロンドンはホテルの料金が高いと思います。

最近はAirbnbを利用される方も多いと思うのですが、

私は年のせいか、全く知らない人の家に泊まるというのにちょっと抵抗があって、

鍵はちゃんと受け取れるのか?とか、セキュリティは大丈夫なのか?とか、

もしお風呂のお湯が出なかったら?、もし上の階から水漏れがしたら?、もし・・・と、

あるかもしれないし、ないかもしれないことを延々とグズグズ考えてしまうのです。

 

 


予約した部屋はダブルルームのシングルユース。

明るくて、白いキルティングのベッドカバーや花柄のカーテンがかわいい。

バスタブ付き(これ大事!)のバスルームも清潔でタオルもフカフカ。

 

若いときは旅先のホテルなんて寝に帰るだけだから、

スーツケースがベッドの上でしか開けられないぐらい狭くても、

シャワーしかないのにお湯の出がイマイチでも、

セキュリティがゆるくても全然乗り越えられましたが、

50代も半ばになると自分の体力も衰え、キャパも狭くなるし、

朝からガツガツ観光して出っぱなし、というよりは、

部屋でちょっとゆっくりしたい日もあったりして、

そんなときはホテルのホスピタリティがしみじみとありがたく感じます。

そして今回は1人ということもあってまずは安全第一。

多少高くても仕方ない・・・とは思ったのですが、

早めに、そして直接ホテルに予約したこともあり多少割り引いてくれて、

めちゃめちゃ安いわけではありませんが、

お部屋のクオリティやロケーションの良さを思えば、

なかなか良いのでは?というホテルでした。

これで猫がいれば完璧だったのにな。

 

 

 

その日私がホテルに着いたのは3時過ぎ。

カフェやレストランのランチ営業は終わっていましたが、

ホテルから歩いて5分ぐらいのところに昔ながらのサンドイッチ屋さん

「PAUL ROTHE & SON」があることを思い出し、

ウキウキと歩き始めました。

ガイドブックにもたくさん紹介されているので、

ご存知の方も多いと思います。

 

昔は街のあちこちにあった普通のサンドイッチ屋さんも、

大手のチェーン店の進出で残念なことに今はほとんど見かけなくなりました。

今回よくよく探すとオフィス街の裏道の片隅に発見したのですが、

「PAUL ROTHE & SON」みたいに中心地の住宅街にあるのは、

とても貴重だと思います。

 

 

 

お昼時は地元の人や近隣のビジネスマンが列を作りますが、

この時間帯は誰もいなくて、

ガラスケースに入っているサンドイッチの具材をゆっくり見れました。

とは言うものの、食に詳しくもなく、英語もたいして話せない私の、

オーダーするメニューはただひとつ。

「こんにちはー。ブラウンのパンにターキーのハムとコールスロー、

それにマスタードをお願いします。」

と、以前誰かに教わったメニューを頭の中で何度も練習して、

しどろもどろの英語でオーダー。

オーナーと思われる年配のミスターが独特のアクセントの早口英語で

「ターキーはないけどチキンブレストのハムでもいいですか?」

「うっ・・・(よくわからないけど)、だ、大丈夫です・・」と、私。

ふ〜〜〜〜・・・

 

 

 

ここ最近日本で流行ってるメガ盛りとか太巻きのようなサンドイッチには、

やはり世代のせいかどうも馴染めない私。

サンドイッチはこれぐらいシンプルなものが好きなのです。

冷たいミルクをドボッと入れるティーパックのぬるいミルクティーも忘れずに。

 

店内で食べていたのは私だけでしたが、お客さんはポツポツと入ってきて、

世間話しながら手際よくサンドイッチを作るミスター。

リスニングの勉強のつもりで聞き耳を立てます。

たいていはお天気のこと、週末のサッカーのこと、

そしてお店に入ってきてドイツから来たというご夫婦の奥さんのほうが、

「私の祖母の苗字がROTHEと言ったので懐かしくてつい入りました」と言うと、

ミスターは満面の笑顔で「なんてこった!」と言いながら慌てて出てきて、

ご自分の奥さんも呼んできて、

そこからは延々と4人で出身地や親戚のことを話していました。

ああ、ほのぼの。

 

 

 

ぼんやり話を聞きながら店内を見回すと、

ジャムや紅茶の箱がぎっしり飾られた壁の上のほうにかわいいバッグを発見。

ドイツ人のご夫婦が帰るのを待って尋ねると、

「息子がね、最近はこういうのもやらなきゃダメだって言うんだよ。

でもなかなかいいだろう?」とウィンク。(きゅん♡)

もちろんすぐにお持ち帰りしてホテルでパチリ。

 

 

 

そんな思い出のあるPAUL ROTHE & SONのバッグをアップ致しました。

パリッとした黒地のコットン生地に、

白でお店の外観のイラストがプリントしてあって、

シンプルで、持ち手も長くて使いやすいです。

 

お時間あるときにぜひご覧くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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