2017.09.11 Monday 14:19

Fête de Vannerieーかご祭り no.1

 

今回の旅の一番の目的は、

南フランスのローヌ川沿いにある小さな村で年に1度催される
小さなお祭り「Fête de Vannerie」に行くことでした。

 

私はこのお祭りのことをもちろん全く知りませんでした。

パリの女友達に聞いても、

「かごのお祭り?知らない、何それ??」との返事。

実は長年の友人でもあるスタイリストの鍵山奈美さんが教えてくれたのです。

 

奈美さんは去年の夏にこのお祭りに行って、

そのあまりのかわいさにもう1度行きたい!という思いが募り、

「トモコさんも絶対好きだと思うから」と、

ありがたいことにこの旅に誘ってくれたのでした。

これが1年前のこと。

 

それから2人で手分けして、少ない情報を頼りに旅の計画を立て始めました。

「かご祭りの頃にほかの村でも蚤の市がやってるらしい」

「南フランスからバスクにも行ってみたい」

「ホテルは?電車は?」「何が必要?」などなど、

あまりきっちり決めすぎず、夢見がちに、

適度にゆるく旅を考えるのはとても楽しい時間でした。

 

そしていよいよお天気に恵まれたかご祭り当日、

私と奈美さん、

そしてロンドンから合流してくれた奈美さんのお友達2人の合計4人で

「ついに来たねーーー!」と、

きゃっきゃ言いながら入口で受付を待つ列に並んだのでした。

 

 

 

受付を済ませて会場に入ると、たくさんのブースが並んでいました。

どこを見渡しても、相当かわいいものばかり。

この会場ごと日本に持って帰りたいぐらいです。笑。

 

 

 

ところで、フランス語が堪能な友人に聞いたところ、

Fête de Vannerieのvannerie(ヴァヌリ)とは、
原材料が植物の編み物、またはその技法のことを言い、
「かご」という意味ではないそうです。
でも奈美さんと私は、

このかわいらしいお祭りのことを親しみをこめて「かご祭り」と呼んでいます。

 

ちなみにフランス語でかごは、
原材料が植物でもプラスチックでもpanier(パニエ)と言いうそうです。

 

 

 

かご祭りの会場で聞いたところによると、

昔フランスに500以上あったvannerieのアトリエは、
後継者不足で現在では半数以下になってしまったそうです。
お祭りを主催している村でもアトリエはたったの1軒。


ローヌ流域で取れる柳を主な材料とし、
今もひとつひとつ手作業で編む伝統的な技法を絶やさないために

始められたFête de Vannerieには、
フランス各地から職人たちが集い、
その物作りを誇らしげにお披露目してくれます。

 

 

 

もうひとつ、

とても印象的だったのが会場中央にあったこちらのブース。

すれ違う人の多くがこのお花を持っていて、

何だろう?と気になっていたのでした。

 

 

 

これは柳の枝の皮をナイフで薄く細く削って作られたもの。

ちょうど目の前でアーティストと思われる女性が

1輪1輪お花を作っていました。

私はこんな風に作られるお花を今まで見たことがなく、

驚きとそのあまりのかわいらしさにしばらく見惚れてしまいました。


 

 

今回の旅ではかごのほかにも行く先々で、

大切に受け継がれてきたアンティークのドレスや、

ブラウスを見る機会に恵まれました。

 

online shop alice daisy roseでは、

南フランスのFête de Vannerieとその近隣の小さな村、

そこから足を伸ばしてバスク地方で出会った、
ヨーロッパの暮らしに溶け込んでいる素朴なかごや、

古き良き時代に作られた洋服を、

これから何回かにわけてご紹介する予定です。

 

まずはFête de Vannerieのかご達を、

少しではありますがご覧頂ければと思います。

拙いブログでかご祭りの様子を書いていきますので、
職人たちのかごへの思いや、その温かみを感じて頂けたら嬉しいです。

 

また、今回初めてFête de Vannerieに行ったことを記念して、

Fête de Vannerieのかごをお買い上げ下さった方には、

先ほどご紹介した柳のお花をおみやげにお付け致します。

数に限りがありますので、先着順とさせて頂きますことご了承くださいませ。

こちらもどうぞお楽しみに。

 


 
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