2017.02.08 Wednesday 01:42

London-Food編1

 

 

私が住んでいた25年前と比べてロンドンのご飯は格段に美味しくなりました。

脂っぽいフィッシュ&チップスや、

ドロッドロに溶けたチーズがドッサリかかったジャッキーポテトが一般的だった頃と比べて、

いまはモダンでおしゃれで美味しいレストランがたくさんあります。

でも以前ならどこにでもあった家族経営のサンドイッチ屋さんや、

ボリュームたっぷりのイングリッシュ・ブレックファーストを出す食堂を見かけなくなりました。

そういう「普通」のイギリスっぽいものがどんどんなくなるのはやっぱり寂しいです。

 

今回一緒に旅行した女友達は美味しいものが大好きで、

事前に行ってみたいレストランをリストアップしてくれてました。

そんな彼女がどうしても行きたいと言っていたのがこの「REGENCY CAFE」

 

 

 

REGENCY CAFEは本当に普通の地元の食堂という感じです。

壁にはご贔屓のフットボールチームの写真がズラリ。

赤いギンガムチェックのカーテンに年季の入ったテーブルと椅子。

そして食欲そそる懐かしいお料理の香り。

何もかもが「普通」という強烈にノスタルジックなお店です。

 

お店に入ると奥のカウンター前に並んでオーダー。

そのときに「名前は?」と聞かれます。

席について待っていると思いっきり大声で名前を呼ばれて、

慌ててオーダーしたものを取りに行きました。

 

 

 

これぞイングリッシュ・ブレックファースト!というメニュー。

(お昼だったけど朝ごはんもオーダーできました。)

焦げたしょっぱいベーコンと目玉焼き。独特な味のソーセージ、

その上にたっぷりとかかったオレンジ色のベイクドビーンズ。

いい具合に焦げたトーストの下にはバターが包みごと敷かれていて、

塗るときに程よく柔らかくなっていました。

こういう大雑把なサーブもイギリスらしい。

 

お昼の時間帯はどんどん人が入ってくるのでご合席はあたりまえ。

黙々と食べて、サッと出て行く。

ごく日常の風景のなかに旅行者の私たちもすんなり馴染める。

今となっては貴重な「普通」の町の食堂。

私たちが滞在していたホテルからはだいぶ離れたエリアだったのですが、

本当に来れて良かったです。

 

Regency Cafe

17-19 Regency Street, SW1P 4BY

 

 

 

もうひとつ私にとってイギリスっぽくて懐かしい「普通の」食べ物は、

滞在中に行ったアンティークフェアを開催していたタウンホールで出された、

野菜が全然入っていないチーズとハムのホットサンドです。

一緒にクリスプス(イギリスではポテトチップスのことをこう呼びます)と、

ミルクたっぷりの濃いめのミルクティー。

熱々のホットサンドを頬張りながら、そうそう、これこれ、と嬉しくなりました。

 

 

 

ここのタウンホールの食堂は赤い水玉のテーブルクロスもかわいく心地よかったです。

友人とは別行動だったのですが、寒い雨の日曜日にこういうところでひとりボンヤリするのも悪くない。

 

 

 

滞在最後の夜にどうしても食べたかったフィッシュ&チップス専門店へ。

私はCod/コッド(タラ)、友人はHaddock/ハドック(コダラ)をオーダー。

この二つの味の違いは正直私にはわかりませんでしたが、

カリッと揚がったCodにレモンを絞って、ツンと酸っぱいモルトビネガーを、

チップスにもたっぷりかけて。これがもう最高なんです。

モルトビネガーの強烈な酸っぱさが、とてもイギリスっぽいと個人的に思います。

 

 

 

昔、路上で売っていた脂ギトギトのフィッシュ&チップスを食べてお腹を壊してしまった私は、

それ以来絶対フィッシュ&チップス専門店で食べるようにしています。

ここは以前私が住んでいたNotting Hill Gateの駅のすぐ裏手にあって、

地元の人たちから愛され続けているGEALESというお店。

私もしょっちゅう行ってました。

代替わりしておしゃれなレストランに改装しちゃったけど、味は当時のまま。

ロンドンに来たらやっぱりこれを食べないと終われないのです。

 

GEALES

2 Farmer Street,W8 7SN

 

ロンドンの旅の思い出、まだまだ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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