似合う似合わないはおいといて、夏になるとプリントのワンピースが着たくなります。
これは友人から譲り受けた70年代のヴィンテージ。
もともとフルレングスだったのを20cmほど裾をカット。
ヴィンテージのものに手を加えるのは今までちょっと抵抗があったけど、
サイズが合わなくてずっとクローゼットにしまい込むよりずっといいかも。
浴衣を新調したくなるのも夏ならではの気持ち。
今年は目白の花想容でお仕立てして頂きました。
最初は基本の藍に白抜きの花柄をと思っていましたが、濃紺に無地っぽい織地の渋いものに。
白い半幅帯でコントラストをつけて涼やかに、と思っています。
去年から花想容の着付け教室に通っていて、ようやく浴衣に半幅帯を少しだけ結べるように。
割角出し結び、吉弥結びを繰り返し練習するのですが、
その度に「あれっ?バランスが変?あれっ?」とやってるうちに、
着付けがゆがんだり、衣紋が詰まってきちゃったり。
ほかの生徒さんたちは浴衣・半幅帯は飛ばして、
夏着物・名古屋帯でお太鼓結びをサクサク練習してるというのに。
子供の頃、折り紙で鶴が上手に折れなくて何度もやり直しているうちに時間切れ、
というのを思い出しました。
でも気にしません。B型ですもの。笑。
浴衣をお仕立てしたら履物も新調したくなりました。
こちらも花想容にて京都の職人さんがいらっしゃってお見立てして下さるイベントで誂えました。
自分だけで選ぶと無難に黒い鼻緒の下駄とかになってしまいそうですが、
新調した浴衣をお見せして選んで頂いたのはカーキのレザーに渋い焦げ茶の鼻緒。
これなら浴衣だけでなく、綿や紬の着物にも大丈夫とのこと。
自分にはちょっと良すぎかな〜と思いつつ、この素敵な草履に見合うように着付けを頑張ろうかと。
何事も形から入る私です。これ大事!
例年だと海の日のお休みあたりには梅雨明けする東京ですが、
今年はすっきりしないお天気が続き、夏が苦手な私もさすがにちょっと太陽が恋しいです。
そのうえ低気圧の湿度でお部屋の空気も重く、気持ちもどんより。
そんなときは香りで気分を変えるようにしています。
こちらはプレスを担当しているジュエリーブランドLiniEが、
10周年を記念して発表した新しいコンセプトのオーラミスト「Whiteness ホワイトネス」
アメリカ・コロラド州に拠点を置くパフュームブランド”DAWN Perfume”に
オリジナルで調合して頂いたものです。
このミストは天然石やお部屋の浄化をするためのもの。
シュッとひと吹きすると、ホワイトセージ、サイプレス、ラベンダー、ホーリーバジル、
テキサスシダーウッドなどの9種類のナチュラルなエッセンシャルオイルの香りがふわぁ〜と広がります。
雨で湿度が高いときや、パソコンの前で仕事が煮詰まっているときなどに使うと、
本当に気分がすっきりとリフレッシュできます。
リネンウォーターとして、枕やアンダーウェアにお使いいただくのもおすすめですよ。
ご興味ある方、LiniEのホームページをぜひご覧下さい。
アイスを食べる気持ちが盛り上がるのも夏ならでは。
晴れの日はもちろん、雨続きでも食後の楽しみなおやつ。
私の夏の定番はお菓子研究家の福田里香さんのレシピで作られるmikanedのアイスバー。
レモンカード&ショコラビスコッティ、シトラスベリー&カモミールティなどなど、
上質な柑橘類との組み合わせが素晴らしく美味しいくて、まとめ買いして冷凍庫に常備。
そろそろなくなるので、また買いに行かなきゃ。
さて、夏のこと色々書きましたが、実はいま骨折治療中です。
着付け教室の帰り道に着物姿で転んだという大失態。
しかも何も障害物のない平らな道路で思いっきり。
着付けの練習用にと買った草履の鼻緒がゆるんでいたのも原因のひとつだと思うのですが、
この年になると、自分では足を上げて歩いてるつもりでも、ちゃんと歩けてないんだなーと実感。
1ヶ月ほど治療が続いています。
おかげさまで今は6割ぐらい治っているようなのですが、あと2〜3週間はかかりそうです。
そんなわけで行きたかった展覧会や嬉しいお誘いも、ウキウキと作った浴衣や草履も、
ほんのり考えていた小旅行もあきらめて、今年はおうちで静かに夏を過ごそうと思います。
そんなこともあるさ。